英語を上達させるには、どんな方法が一番効率的?実は
「毎日1文だけ英語で日記を書く」
ことが、とても効果的です。
1日1文の英語日記を続けると、書く力(ライティング)だけでなく、話す力(スピーキング)も伸びていきます。
実際に使える表現が増えるから、自然と会話がスムーズになるんです。
また最近は英検や高校入試・大学入試で、自分の意見や要約を「英語で書く」問題が増えています。
入試の前に慌てなくて済むように、少しずつ練習を積み重ねて自分の力にできると、大きな強みになります。
● 現在、教室で小学校高学年クラスや中高生の生徒さんに取り組んでもらっている「英語日記」も、習ったことの復習・定着、そして「英語を話す・書く」力を伸ばすことが目的です。
また、英語日記まで学習が進んでいないクラスでも、お子さんが教室で自分で考えた英文の音読の音声等送ってもらっています。これもアウトプットの練習と復習、英語日記の前段階の活動です(^^♪
「日記なんて難しそう…」と思う方も多いかもしれません。
でも、ここでいう英語日記は“ネタ帳”のようなものです。
たとえば
I went to school.
(学校に行った)
I played with my friends in the park.
(友達と公園で遊んだ)
I watched YouTube.
(YouTube を観た)
たったこれだけで十分!
毎日ちょっとずつ書くことで、「英語で話すネタ」がどんどん増えていきます。
(教室では「友達と公園で何をして遊んだ?」「YouTube で何を観た?お気に入りの YouTuber は?」等々、先生からドンドン質問されます(笑))
初対面の人と話すときに使うような内容を書くのもおすすめです。
There are four members in my family: my mother, my father, my brother, my sister and me.
(お母さん、お父さん、兄、妹、私の5人家族です)
他にも、趣味・学校・好きなことなど、「自分のことを伝える」練習になるので、会話にも役立ちます。
(教室で行っている「英語スピーチ」も、この活動です)
「忙しくて続かないかも…」というお子さんでも大丈夫、1文だけでOKです。
1文書けたら、カレンダーに○をつけましょう。
○が続いていくと、「途切れさせたくない!」という気持ちになり、自然に継続できます。
英語学習は“続けた人が勝つ”もの。
小さな○が積み重なって、お子さんの自信になります。
「英語が合っているか不安…」というときは、ChatGPTを活用しましょう。
AIが無料で丁寧に添削してくれる時代です!
たとえば、次のように書きます(
入力例:
ChatGPTの返答例:
“Saturday” → “S” は大文字です。
“It sunny. ” → “It is sunny” が正しい。
“I went to the Yume Town” →「the」は必要ありません。
“I bought new pencil case and bag. ” → “a new pencil case and a bag” 「a」が必要。
“we eated hamburger” → “ate hamburger” が正しい。
修正版:
Today is Saturday. It is sunny. I went to Yume Town with my mother. I bought a new pencil case and a bag. And we ate hamburger. It was good. I am happy today.
添削してもらった日記は、声に出して読んでみましょう。
さらに録音して聞き直すと、発音・イントネーションの練習にもなります。
(以前お伝えしました「Google翻訳」で話した英語が正確に認識されるかどうか、確認するのも良いですね。)
余裕がある日は、ChatGPTに音声を作ってもらい、それをリピート練習するのもおすすめです。
「書く・読む・聞く・話す」を1日1文で自然に練習できるのが、英語日記の最大の魅力です。
1日たった1文でもOK!
続けることで英語が“自分の言葉”になる
ChatGPTで添削すれば安心・効率的
音読すればスピーキング力もアップ!
「書くのが苦手」なお子さんでも、“英語ひとこと日記”なら楽しみながら続けられます。
保護者の方もぜひ一緒に始めてみてくださいね。
「私も主人も英語がサッパリだったので、子供には英語が得意になってもらいたい」
と、時々お母さま方からお聞きすることがあります。
実は日本人の英語の知識は決して低くないと私は考えています。
というのも、台湾や韓国、中国の人と英語で話すと
「言いたいことは分かるけど、文法は結構メチャクチャだなあ~」
と感じることが多いのです(もちろん英語を使って仕事をしている人の英語のレベルはとても高いです)。
では、どうして日本人は「英語が苦手」「英語が話せない」のでしょうか?
私が考える理由は以下の3つです。
今回は【1】のインプットについてお伝えします。
ご存じのように外国語を習得するには、時間がかかります。
逆に言うと、時間さえかければ誰でも外国語は習得できます。
一般的には、英語を身につけるには
【2,500時間~4,000時間】(!)
の学習が必要とされています。
ただし、これは英語が流暢に使えるようになるために必要な時間。
もちろん子どもの間にそれだけの時間を英語学習に使うことができれば、相当な成果を上げることができるでしょう。
でも、すこし現実的ではないですよね。
特に幼稚園や保育園に通い始めると、お子さんもお母さんもそんな時間を捻出するのは至難の業。
だから昨今、小さいうちの「おうち英語」が一部で流行っているのでしょうね(これも実は成功している子は、ごくごく一部なのですが)。
では、お子さんが英語を理解して話すためには何が必要なのでしょうか?
まずはインプット(入力)が必要です。
「apple」
と聞いて、リンゴを指させることや、英語を話すためには動詞も必要なので
「walk」
と聞いて、歩けることも最初の一歩です。
でも、お母さんもご存じのように子どもたちは覚えるのは天才的に早いのですが、忘れるのも早い(笑)
くりかえしインプットすることが大切です。
何回も何回も聞いて理解できた言葉は、自然に子どもたちの口から出てくる(アウトプットー出力)ようになります。
ということは、インプット(入力)が多ければ多いほど、お子さんから出てくる英語の量も増えるということです。
次は、お子さんが【英語が話せる】ようになるためには、どのくらいの時間が必要でしょうか?
あしかけウン十年(あぁ~歳がバレる・笑)の英語教育の中で、子どもたちを見ていて
「少し英語が使えるようになってきたかな?」
「グッと伸びてきたな」
と感じるのは、教室での英語学習時間とご家庭での学習時間の合計が
【200~300時間】
を超えたあたりからです(英語学習の期間や開始年齢、家庭学習の量による個人差もあります)。
中学校での英語のテストとは違い
ようになるためには、やはりある程度の時間が必要です。
さぬキッズの教室は、1回75分レッスンなので1年間で約50時間。
ですから、ご家庭でリスニングにしっかり取り組んでいただけると、英語を始めてから2年から3年で上記のようなことが出来るようになってきます。
また、今は小学校でも3年生から英語活動が始まりましたので
3・4年生の2年間で40時間程度
5年生からは英語の授業が週に2時間ありますので
5・6年生の2年間で80時間程度
合計で100時間あまりは英語にふれる時間もあります。
ですが、やはりご家庭でリスニングの宿題をやってくる生徒さんと、あまりできていない生徒さんでは
【塵も積もれば山となる】
私がブログや教室のLINEでしつこく(笑)何回もお伝えしているように、まちがいなく2~3年後には大きな差がついています。
普通に話されている英語を聴いて理解できるようになるためには【1,000時間のリスニング】が必要だと言われています。
教室では、英語を聞いて・話して・読んで・書いてと色々なことをしますが、ご家庭では機会の少ない
といった活動にできるだけ時間を使いたいと考えています。
もちろん最初の【理解】や【インプット】は教室で行いますが、
英語もご家庭での復習や練習が欠かせません。
お子さんもお母さんも日々お忙しいことと思いますが、せっかく教室に通っていることが無駄にならないように
また、1,000時間のインプットに少しでも近づけるためにも1日のサイクルの中に
といった時間を取り入れていただけると嬉しく思います。
お母さんのご協力をよろしくお願いいたします。
お子さんの英語力アップのために頑張りましょう~!
高松さぬキッズ英会話教室
豊永 博司
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